愛のひだりがわ

愛のひだりがわラフ

「愛のひだりがわ」ファンアート。
愛のひだりがわは、筒井康隆の小説です。
今年の夏になんとなく読んでみたらとても面白かったのです。
しかし字を入れたら上空のサトルくんの顔が隠れちゃった。
まあいいや…。

近未来のちょっと荒廃気味な日本を舞台に
ヒロインの愛ちゃんが旅をするお話なのですが
読後も爽やかで元気になる小説でした。
読んでいて個人的にすごくすごく懐かしくなってきました。
愛ちゃんの逆境っぷりが、昔を思い出して懐かしかったんです。
他の人はどう感じるのかわかりませんが。

以下はネタバレしそうなので、これから読む予定の人は注意

木下っていうDV男の言動がすごく「あるある!」って感じなのが面白かったです。
「こういう人ってみんなこんな風に言うよね!」って、読んでて笑いそうになりました。
あと、サイン会に花を持ってきたけど、顔をあわせられずに帰っちゃうあたりとか、リアルだなーと思う。

この小説で一番気に入ってるところは、ラストの父親との再会シーン。
ありがちな感動の親子愛にしないところが分かってるなーって思った。
親子愛バンザイとか家族バンザイとかが安易に書かれている作品って個人的に信用できないので。
私は愛ちゃんみたいにあんなに賢く振舞えないけど、最後父親に言ったセリフは本当に立派だと思う。私もあんな風になれたらいいな。

あと、この小説の中の王子様的ポジションなサトルくんもいいよね。
上の絵では顔が隠れちゃったけどw

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